■行動基準
基本的には慎重に、でも時には大胆に。
■基本方針
対罠:簡単に解除できそうなものなら解除、危険が薄そうで、解除も難しそうなら放置。
緊急だったり即時解除が必要だと判断した場合、爆破。
対人:今回はいないようなので割愛
対魔物:魔物だと感知しだい、即座に《爆破―ブラスト―》の呪文で牽制をかける。
その後は距離をとりつつ《爆破》や《火炎弾―ファイアボールー》などで攻撃。
自分だけでは厳しそうなら戦略的撤退
■オーブとマジックアイテム
探査補助用のマジックアイテム:ペンデュラム(振り子)タイプのもの。
必要に応じてベルトポーチから取り出し、使う。
オーブ:首飾りのアクセサリのように、金属紐を付けて肌身離さず所持。
通常時はペンダントと共にローブの下、胸に埋まるような形で収まっている。
■ルート選択優先度。
隠し通路(発見できれば)>東の扉>北の扉
■行動内容
「先ずはこの部屋の確認よね……」
先ずは此処がどの層であるか、どの位置であるか、そもそもフロアが安全であるのかどうか。
それを調べなくては話にならない。
「何もなければ此処を拠点にして、探査の手を進めたいけど…ふむ」
ざっとフロア内部を見渡してみる。
「扉は二つ……見た感じ特に特殊な物も仕掛けも無し。
(いつかのダンジョンにはドア・イミテーター(扉の擬態生物)やら
アサルトドアー(人食い扉)が一杯でしたからね〜…
用心するに越したことはないのだけれど…。)」
進むたびにしつこく仕掛けられていたそれらを爆破し、
仲間に呆れられたのを思い出しながら、長い杖…魔法の触媒であるロッドだ…を握りなおす。
「確か……音が軽ければ、向こう側が空洞になっている可能性があるんですよね。
…そゆ場所には隠し通路もある…と)」
何時だったか組んだ、生真面目なシーフの少女の言葉が蘇った。
「そういえばあの軍人さんも、随分生真面目な方でしたね…
一緒にお茶、してみたかったのですけど。」
そんな事を思いながら…こつ、こつ、こつ…杖先を使って
壁を、床を、扉を、耳を澄ませて反応を探るアイリスだった。
>>何もなければ(罠や魔物があっても攻略出来たならこっちに)
「ふむ……なら此処を一端の避難場所にして、と…」
軽くベルトポーチから羊皮紙とペンを取り出し、マッピングするアイリス。
「さてさて、じゃあどちらにしようかしら〜(ころんと杖を立てて倒す…東側の方へと倒れ)
…ん、こっちね♪」
扉に手をかけながら、次のフロアへと進んでいこうとする。
>>隠し通路発見(行けそうな場合)
「あら、アタリかしら……ふむ。」
暫く思案した後、杖先をその壁へと向けた。
「壁の強度があんまり高くなければこれでいけるはず……《爆破―ブラスト―》っ!」
人が通れるくらいのサイズの穴を開けようと試みる。
果たしてその成否は、そしてその向こうには何があるか……?
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